電気学会誌
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解説
室温超電導:極限環境が切り拓く材料開発とその展望
清水 克哉
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キーワード: 超電導, 高圧力, 水素化合物
ジャーナル 認証あり

2022 年 142 巻 2 号 p. 89-92

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抄録

1.はじめに

絶対零度に近い低温でしか起こらないと考えられてきた超電導現象が,近年では室温でも実現可能であると考えられるようになってきた。100万気圧以上の超高圧力という極限的な条件が必要ではあるが,「室温超電導」が夢ではなく,近い将来に冷却を必要としない超電導材料が誕生す

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