電気学会誌
Online ISSN : 1881-4190
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特集 光の奏でる音で診る―光音響分光法による微小物理量計測―
総論
村上 直也
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キーワード: 光音響, 分光法, 計測
ジャーナル 認証あり

2024 年 144 巻 1 号 p. 8-9

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抄録

1.はじめに

分光法(Spectroscopy)は,吸収や発光などのスペクトル(光強度の波長依存性)を得ることで,物質中の成分の定性・定量分析を行う手法である。分光法を用いた分析では,非接触・非破壊・多成分同時測定が可能であるため,研究分野のみならず産業分野においても広く利用されてい

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