電氣學會雜誌
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共振リアクトルの設計に就て
十合 晋次
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1923 年 43 巻 420 号 p. 661-668

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抄録
第一節、共振作用に於ける平衡點。
與へられれる電壓與へられたる容動に對して、インダクタンスと電流との關係は共振曲線として表はされる。一方に於てリアクトルの磁化電流とそのインダクタンスとの關係は一の飽和曲線として示される。平衡の状態は此の二曲線の交點から見出される。
第二節、要素リアクトル。
共振リアクトルの研究及設計には、單位容積の鐵心に單一捲線を施した所の一つの要素リアクトルなるものを考へることが便利である。
第三節、直列共振の防止法。
所謂直列共振の危險に對する防止法としては、リアクトルを高き磁束密度で働く樣に設計する事が有効である。又滴度の直列抵抗を入れる事も有利である。
第四節、結論。
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