電氣學會雜誌
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可聽周波變成器の捲線容量
大川 忠吉
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1931 年 51 巻 510 号 p. 44-54

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抄録
可聽周波變成器の捲線容量は其の周波數特性を支配する最も有力な而も最もわかりにくいものである。筆者は先づ容量の少いものが望ましいと云ふ事實から出發し各部容量の計算法及等價容量換算法を明かにしコイルの配置及接續による影響を詳述した。次に内部電壓の分布を解明しこれによつて周波數と等價容量との關係を論じ且第一共振による測定の時に起る1/foi12と添加容量の關係を示す軌跡の曲り及び二心變成器特性曲線の陷落點について述べた。
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