照明学会 全国大会講演論文集
平成14年度(第35回)照明学会 全国大会講演論文集
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誘導結合型無電極HIDにおけるランプインピーダンスに関する検討
請川 信松尾 茂樹斎見 元洋和田 成伍
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p. 31

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抄録
誘導結合型の無電極HIDシステムにおいて、封入希ガス圧とランプインピーダンス、結合係数の関係を実験及び等価回路モデルの両面から考察した。また、発光材料を添加した場合との比較考察を行った。Xe封入圧を増やすとランプ-コイル間の結合係数は小さくなる。また、NaI-TlI-InIを添加するとXeのみの場合と比較して結合係数は大きくなる。始動から安定までのインピーダンス変化については、低封入圧時にはX成分が減少していき、安定時のインピーダンスは無負荷時と大きく離れる。それに対し高封入圧時にはX成分の変化は小さく、安定時のインピーダンスは無負荷時と比較的近い。メタハラ添加時にはX成分の変化が希ガスのみの封入時に対して小さくなる。
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© 2002 照明学会
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