照明学会 全国大会講演論文集
平成14年度(第35回)照明学会 全国大会講演論文集
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デジタルカメラを用いた反射率測定 (2)
清田 勝之相馬 隆治小谷 朋子一條 隆
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p. 63

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抄録
デジタルカメラと反射率既知の色票とを用いて、高速道路における落下物の反射率分布を調査した。関西地区の3つの集積場に集められた落下物を、反射率5, 10, 20, 40%の紙を貼り付けたブロックとともにデジタルカメラで撮影した。落下物の反射率は、ブロック4箇所の階調値と反射率から回帰直線から計算した。調査数量は949個であり、このうち画像処理で反射率を測定できたものは773個であった。大きさが10cm以上の落下物は、反射率20%以下のものが全体の57%、また反射率10%以上の落下物が全体の65%であった。
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© 2002 照明学会
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