芝浦工業大学 大学院工学研究科 電気工学専攻
日本コムシス株式会社
芝浦工業大学 工学部
2004 年 33 巻 1 号 p. 9-18
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
MPEG-2標準化の普及に伴い,符号化データファイル状態での編集処理の必要性が高まっている.本稿では符号化領域上での編集処理の中で,字幕挿入とディゾルブなどの編集を取り上げ,実行可能な処理の分類と,編集による画質の劣化,ビットレートの変化について検討した.上字幕挿入では,たて下方向の動きが一画素以内,ディゾルブでは,Bピクチャの差替えにより,画像面でのディゾルブよりビットレートを増加させることなく,同等のディゾルブ効果を実現できる方式を開発した.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら