医療と社会
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特別寄稿
企業の構造改革と国際化への決断
医薬品産業の国際化推進に関する提言
許斐 義信
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2003 年 13 巻 3 号 p. 3_1-3_14

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抄録
 本論文は,欧米企業と日本企業との構造改革に関する比較研究を基にして,将来へ向けての経営戦略の方向性とM&Aに関する政策とに焦点を当てて,日本企業の構造改革に対して提言することを狙いとしている。
 日本では昨今,企業経営のガバナンス構造,会計基準そして株主権限を含む金融構造に関して米国型へ接近する方向で商法改正が進められている。しかし,米国で繰り広げられている企業の構造改革は投資家や株主の意向を受けて進展しているが,株主権限が不透明な日本企業において同様の改革が起こることは考えられない。そこで金融構造,雇用制度そして政府と企業の関係など,日本的経営を構成する諸要素が類似している欧州大陸企業の構造改革に注目してその最近の経営戦略の方向を探ってきた。
 本邦の医薬品産業に対する提案は,同研究の成果を踏まえて,競争優位性を確保するための研究開発活動や成長することが期待されているアジアなどの市場開拓に向けて投資行動を積極化すること,事業国際化へ向けての条件整備に取組むことに触れている。
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© 2003 公益財団法人 医療科学研究所
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