抄録
日本EPI協議会は、2002年度の小委員会活動の一つとして中国特許庁が提供する特許情報の活用検討を行い、その内容は韓国特許庁情報と併せてINFOSTAシンポジウム2003等で発表したとおりである。この1年、アジア特許情報の重要性が急速に高まる中、中国特許をめぐる環境も目まぐるしく変化し、カバーすべき情報も広がりつつあるが、一方で依然として特許調査の重要性が中国において軽視されているという現実がある。従って、今回は中国における特許調査の実態と、ここ数年で追加あるいは改善された中国特許情報関連データベースについて、特に網羅性に重点をおいた権利調査を視野に入れてまとめた。