情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集
第1回情報プロフェッショナル シンポジウム
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C3 ファクトデータベース
小児感染症: 時系列解析プログラムとデータの即時双方向利用
—感染症発生動向調査、47都道府県別、1981-2003年—
*長谷川 伸作井上 仁陶山 昭彦
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p. C33

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抄録
感染症発生動向調査事業で収集される患者発生データを用いて、クライアントサイドが必要に応じたデータの時系列解析を行える簡易なソフトの構築を試みた。信頼性のあるデータの収集、欠損データの補完法、データの分布とその位置を捉える基本統計解析、傾向変動、季節変動、循環変動などの時系列データの構造解析などの方法をプログラムした。これらデータ解析に基づく各感染症の過去・現況把握の方法および流行予測法についてのプログラムも装備した。実践的には、小児科およびインフルエンザ定点把握の13感染症について、全都道府県別(1981年から現在まで)患者報告数データも搭載し、ソフトワークシートへの入力で時系列解析・流行予測の最終結果を導けるようにセットした。
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© 2004 独立行政法人 科学技術振興機構 社団法人 情報科学技術協会
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