情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集
第3回情報プロフェッショナルシンポジウム
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C12
検索エンジンビジネスの動向
—特許情報活用の視点から—
*河上 慎太郎都築 泉
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p. 51-54

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抄録

近年、インターネットが世界中に普及するにつれ拡大の一途をたどる検索市場において、莫大な公告料収入を得るために、検索エンジンで高シェアを獲得することが、IT企業の至上命題となりつつある。検索市場においては、検索結果に高い公平性、正確性、を与えることに成功したGoogle社を中心に激しい開発技術競争が行われており、今後もYahoo社、Microsoft社、その他次々と台頭する新興企業を含めた検索シェアをめぐる技術開発競争が続いていくであろう。上記3社を中心に繰り広げられている検索エンジン技術開発競争を分析する際の重要なファクターの1つとして、各社が保有する特許情報があげられる。各社の特許情報をいくつかの角度から分析する事によって、それぞれの技術開発力を推し測ることができ、さらに今後の各社の開発動向及びビジネス動向を探るための指針を得ることができると考えられる。本研究では、特許情報の中でも特に特許引用情報を中心に、各社の特許戦略・検索ビジネス動向について調査・検討をおこなう。

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© 2006 独立行政法人 科学技術振興機構
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