抄録
第十二次五カ年計画により中国の特許・実用新案・意匠が2015 年には約二倍(250 万件/年)になり、解析ツールと機械翻訳の問題を解決せずにはもはや取り扱えられない状態になる。2015 年の中国調査に対応するために、フルテキストの電子データを用いて機械翻訳と集約ソフト等の課題について、INFOSTA-SIG- パテントドクメンテーション部会にてこの1年間行った活動を発表する。4つの研究テーマ分野(車椅子、特定医薬品、免震、接点 SW 等)について実務的なプロセス研究を行った。中国言語が解らない状態で、中国人のプロサーチャーに伍するために、中国特許・実用新案調査を中心として7つの目標と3段階レベル(初級・中級・上級)を達成する際の結果と課題を具体的に列挙する。その教育の視点からも考える。