主催: 国立研究開発法人 科学技術振興機構, 一般社団法人 情報科学技術協会
p. 103-107
主に公共機関が保有するデータを自由に二次利用可能な形式で公開し、その利用の促進を図るオープンデータの推進が世界的な広がりを見せている。このオープンデータの取り組みは、アメリカのオバマ政権におけるオープンガバメントの試みの一環として展開された施策にひとつの始原を見出される。この取り組みは日本政府にあっても展開されるところとなり、特に自治体レベルで広がりを見せている。オープンデータを推進する上では、公共機関が保有する公共情報の管理と整理が必要とされる。そして、この管理や整理を行うことは、従来の情報公開制度化では埋没してしまっていた公共情報の再発見につながることになる。