情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集
第13回情報プロフェッショナルシンポジウム
セッションID: A15
会議情報

A15
『見せる場』としての東京オリンピック:
Open Dataでココまでできる
*原田 雅子大久保 三四朗高 仁子田村 隆生森 敦子山口 恵美子
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
 オリンピックの経済効果は、会場新設や観戦関連消費等の「直接効果」よりも、都市インフラ整備や観光需要増加による「間接効果」が大きいと試算されている。
 そこで我々は、東京オリンピックを「見せる場」として、インフラ輸出、観光需要を増加すべく、東京オリンピック組織委員会のプロジェクト長から要請を受けたプロジェクトメンバーに扮し、体験・体感を通して訪日外国人にアピールすべき日本技術・文化を検討した。
 アピールすべき日本技術と文化の選定は、「マーケットイン」の視点で訪日外国人のニーズを重視した。ニーズの抽出には、グローバルなオープンデータを活用し、対応する日本技術シーズは特許・非特許文献解析と一般情報から選定、文化については海外からの注目度やアンケート結果から選定し、日本技術・文化の体験・体感方法までを総合的に検討した。
著者関連情報
© 2016 国立研究開発法人 科学技術振興機構
前の記事 次の記事
feedback
Top