情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集
第19回情報プロフェッショナルシンポジウム
会議情報

17
研究力分析とデータベース
分析ツールの導入とその活用事例
池田 虎三上田 盟子マーク・ ハンゼン
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会議録・要旨集 フリー

p. 97-101

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抄録

研究機関の研究力を分析するためには、多次元的な情報をまとめたデータベース(DB)が必要になる。とりわけ、書誌情報(論文タイトル、アブストラクト、雑誌名、出版年、著者、所属、参考文献、被引用等)や外部資金情報、特許情報等が研究力の主な分析対象になる。研究力分析のためには、公的機関(国立情報学研究所等)のほか、抄録引用データベースに関しては民間企業による商用のDBが整備されている。これらの情報を利用することで、国内または研究機関内などの日本の状況のみならず、国際間での比較も可能になり、国レベルや分野レベルでの俯瞰的な分析や、個別の著者や論文など、様々な切り口での分析が可能となる。本発表ではURAの現場で最も利用されているDBまた、分析ツールについて紹介する。なお、発表内容は2022年2月時点での情報であることに留意が必要である。

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© 2022 一般社団法人 情報科学技術協会
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