情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集
第20回情報プロフェッショナルシンポジウム
会議情報

01
“情報”は“再生”のチカラになる
海藻テーマパークが解決する地域・地球の課題
工藤 真未大山 玲子
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p. 1-6

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抄録

古来より、海藻は食用、タラソテラピー等の美容用途、抽出物のゲル化剤としての利用等、多様な形で活用されてきた。特に、2000年代に入ってからは、用途の拡大、栄養面での価値の見直し、環境に対する寄与から、注目度が上がっている。しかし、近年、海洋環境の変化などから、海藻の生息域である藻場は減少傾向にある。このような背景を踏まえ、まず、海藻の生産と利用についての現状を把握するために、特許、論文、プレスリリース等の調査と分析を行った。次に、海藻を利用した商品のブランディング、及び、実証試験場かつ海藻と海藻利用商品の認知度を高めるための場としてのテーマパークを設置することにより、安定的、継続的な海の再生と利用を行うことを構想した。

本発表では、海藻の生産、利用について調査、分析した結果を元に、海藻テーマパーク構想を含む海藻コンソーシアムについて提案する。

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