情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集
第20回情報プロフェッショナルシンポジウム
会議情報

08
大規模言語モデルによる特許調査の効率化検討
特許文書の類似文書検索、分類、俯瞰可視化検討
安藤 俊幸
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 43-48

詳細
抄録

近年、知財業務で機械学習をベースにした人工知能(AI)使用して、特許調査の効率化や洞察力を加味する取り組みが始まっている。既に複数のAI利用特許調査ツールが商用利用されている。最近、世界的にもChatGPTをはじめとした対話型AI(生成系AI)がポジティブ・ネガティブ両面で大変注目を集めている。インフォプロにもこれらの新しいAIツールへの対応が求められる。最初に特許調査の分野においてBERTとGPTの共通点と相違点、対話型AIの問題点等に関して具体的に事例を示す。次に商用のAI利用特許調査ツールと比較しながらBERT、GPTによる特許調査の効率化検討を行った。より具体的には特許文書の類似文書検索、分類、俯瞰可視化を検討した。調査目的に応じてBERT、GPT等の特徴を理解して使いこなすことが重要である。

著者関連情報
© 2023 一般社団法人 情報科学技術協会
前の記事 次の記事
feedback
Top