医療
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血小板輸血の臨床
土岐 博信
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1985 年 39 巻 7 号 p. 607-612

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抄録
血小板輸血法は, 血小板減少時の出血傾向に対する補充療法であり, 臨床的に確立された成分輸血の一つである.
血小板輸血は, 造血器悪性腫瘍の化学療法施行時には不可欠であり, また, 固型癌化学療法投与時の不意の血小板減少症にも必要であり, 年々, 血小板製剤の使用量は増加している.
血小板採取法には, 日赤血液センターで製造されているバツグによる濃縮血小板血漿の外に, 連続成分血液分離装置により, 1人の供血者より大量の血小板を採取する方法がある. 供血者に対しての安全性について考慮せねばならない.
血小板輸血は, その有益性の反面, 他の輸血と同様に, 輸血に伴う様々な副作用と, 血小板に対する同種抗体の発生をおこすことがあり, 血小板輸血の適応を考慮し, みだりにおこなうべきものではない.
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© 一般社団法人国立医療学会
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