医療
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意識障害患者の唇部, 顔面に皮疹を生じた単純ヘルペスウイルス(HSV)感染症の1例
山崎 雄一郎渡辺 匡子増田 光喜籏野 倫佐藤 勉
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キーワード: 意識障害, 皮疹
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1989 年 43 巻 3 号 p. 366-370

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抄録
急性の意識障害のために, 救命救急センターに入院後, 臀部, 顔面に皮疹を生じた62才女子例を報告した. 発疹学上, 臨床的には単純ヘルペスウイルス(HSV)感染症が最も疑われた. 意識障害の原因もHSV感染症である可能性もあつたため, 抗ウイルス剤のAra Aを投与した. 300mg/日のAra Aを連日8日間にわたり点滴静注したところ, 皮疹は改善し, 意識レベルもやや改善がみられた. HSV-CF抗体価の上昇も, この診断を支持する検査成績であると考えられた.
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© 一般社団法人国立医療学会
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