医療
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進行膵癌に対する集学的治療の変遷と成績-とくに術中照射と体外照射放射線療法の比較
若杉 英之船越 顕博瀬尾 洋介井口 東郎和田 進
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1999 年 53 巻 2 号 p. 97-101

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抄録
切除不能膵癌に対する集学的治療として, 術中照射(IORT)に術後体外照射(ERT)を組み合わせた放射線療法または体外照射放射線療法(ERT)を主体とし, これらに化学療法(5-FU, CDDP, MMCなど)を併用した放射線化学療法が施行されてきた. 今回, 10RT+ERTとERTを比較した結果, 前者は半数の症例でしか完遂できなかったが, 後者はほとんどの症例で完遂でき, したがって前者では後者に比し照射線量が少ない結果となった. 両方法は, 局所進行膵癌(StageIVa)に対し完全に実施された場合には, 腫瘍マーカー, 腫瘍の大きさ(径), 疼痛に対し有効性が認められた. また, 生存期間と生活の質(QOL)の面からもERTのみの放射線化学療法は10RT+ERTに比し遜色なきものであった. ゆえに, ERTは局所進行膵癌症例に対して容易に実施できる, 有用な一方法であると考える.
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© 一般社団法人国立医療学会
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