医療
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救命救急センターにおけるMRSA感染症の臨床的検討
高山 隼人米倉 正大吉田 優子
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1999 年 53 巻 6 号 p. 402-406

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抄録
救命救急センター・に入室する患者のMRSAの感染・保菌状況を調査し, さらに治療経過中および退出時のMRSA感染・保菌についてprospectiveに調査した. 対象は1996年9月より1998年3月までに入室した患者に対して入室時および退院, 転院, 転棟時(以後, 退棟時)に鼻腔もしくは気管内のMRSA検査を行った. 19ヵ月間の入院患者数は, 996例であった. 入室時MRSA陽性患者は27例(2.7%)で, 退棟時陽性患者は33例(3.3%)であった. 治療経過中に陽性化した患者は31例(3.1%)であり, 多発した時期の15例の菌種を検討すると3時期で2例づつがほぼ同一菌種であった. 入室時MRSA陽性患者はすべて治療歴があり, 入院経過中MRSA陽性患者は重症で長期抗生剤使用患者に多く3例が交叉感染と考えられた. 感染者の隔離や区域化の徹底により交叉感染の多発化が予防できていた. 入室時保菌患者として, 院内転入例や呼吸器感染症を有する紹介患者に多く, 今後もMRSAのhigh risk groupとして対応するほうがよいと思われる
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© 一般社団法人国立医療学会
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