日本画像学会誌
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解説
世界最小カラータンデムプリンタFS-C5016Nの開発
大庭 忠志塚原 茂樹神山 雄二佐藤 孝幸坂田 昌一
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2004 年 43 巻 6 号 p. 453-458

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抄録

オフィスにおけるカラープリントが進む中,モノクロとカラーを同じ生産性で出力したいという要望がますます多くなってきており,タンデムカラープリンタが,市場で受け入れられるようになってきた.また,オフィスへの本格的な普及を促すためには,本体の低価格化と共に,モノクロプリンタと同等の印刷速度,設置面積,操作性,低ランニングコストの実現,さらには,カラープリンタとしての高い画質レベルがユーザから要求されている.京セラミタ(株)は,新規開発の小型タンデムエンジンにより,カラー,モノクロ共にA4縦毎分16枚のFS-C5016Nを開発した.この機械は,新規デバイス開発によって高画質なカラー画像,デバイスの長寿命化による印字コストの低減,さらにコンパクト設計による*クラス世界最小/最軽量の小型化を達成した.
 * 2004年9月現在.A4対応電子写真方式のカラープリンタ

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© 2004 一般社団法人 日本画像学会
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