日本画像学会誌
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原著論文
電気泳動着色粒子を用いたカラー電気泳動表示素子の検討
春原 聖司北村 孝司
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2007 年 46 巻 4 号 p. 247-253

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抄録
我々は,マイクロカプセル型カラー電気泳動表示素子(MC-color EPD)の研究を行った.近年,カラーフィルターを用いたMC-color EPDがカラー電子ペーパーとして注目を集めている.しかし,カラーフィルターを用いたMC-color EPDは,表示が暗い,またコントラストが低いというような問題を有している.そこで電圧を印加したときに,カラーに着色された電気泳動粒子が,絶縁性溶媒を内包したカプセル内を移動する新規なタイプのMC-color EPDについて研究を行った.絶縁性溶媒中において光学特性(着色性),電気泳動性および分散安定性を有するカラー電気泳動粒子は,逆相乳化—液中乾燥法を用いることにより,同一の反応容器内(ワンポット)で得られた.そしてカラー電気泳動粒子とTiO2白色粒子を用いたカラー電気泳動表示素子は,高い白色度と高いコントラストを示した.
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© 2007 一般社団法人 日本画像学会
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