日本画像学会誌
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Imaging Highlight
UVインクジェット技術による2.5D立体複製画の開発
亀井 稔人畑中 伸一
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キーワード: 2.5D, 立体複製, 複製画, 積層
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2020 年 59 巻 2 号 p. 249-254

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抄録

リコーのインクジェットプリンタには,商品開発を始めた1970年代から現在に至るまでの歴史がある.その商品の特徴は,重要なモジュールであるヘッド,インク,画像処理をリコー内製のものでシステム展開できたことである.UVインクジェット技術についても同様に技術を培った結果,その積層機能を使って,油彩画を高速に再現する技術を確立させることができた.その中でも難しかった課題の一つが高速印刷で発生するバンディングであり,その対策技術を搭載し,バンディングを視認できない品質までに仕上げることができた.また,表面光沢を出すために,UV照射量を制御することで表面をグロス調にできるインクを開発した.その他の画像処理技術,評価解析技術も含め,他の分野でもこの技術を水平展開していきたい.

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© 2020 一般社団法人 日本画像学会
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