2021 年 60 巻 1 号 p. 63-67
セイコーエプソンは独自のプリントヘッド技術を商業·産業用途に最適設計し,テキスタイル用途で高生産性を訴求する昇華転写プリンターを開発した.
テキスタイル市場では小ロット短納期要求が高まるにつれて,デジタル印刷化が急速に拡大しており,近消費地·近生産による分散印刷への投資が進んでいる.また,素材も化学繊維を使い機能性を重視した衣類や用途が拡大している.これらの市場環境変化によって,高生産で安定稼働する昇華転写プリンターが求められている.
エプソンが開発した昇華転写プリンターSC-F10050は,PrecisionCoreマイクロTFP (thin film piezo) プリントヘッドを搭載し高生産性とともに安定画質と安定稼働を維持し短納期要求に耐えうる高い基本性能を有している.