2026 年 65 巻 4 号 p. 353-357
本稿では,2025年4月13日(日)から10月13日(月)までの184日間,大阪の人工島「夢洲(ゆめしま)」で開催された2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に,実際に展示されたいくつかの事例を紹介しながら,4D造形の今後の方向性を考察する.特に「自然と呼応する4D」「折り畳み変形する4D」「複合体験化する4D」「揺らぎを生み出す4D」の4つの区分を示し,国内でのさらなる議論につなげる.最終的に,2027年に横浜で開催されるGREEN×EXPOや,宇宙開発関連産業を契機としながら,これからの4D造形が発展していくことへ向けての展望と期待を述べる.