国際生命情報科学会誌
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第1回生命情報科学シンポジウム
感覚遮断状態での対人遠隔作用実験
山本 幹男平澤 雅彦河野 貴美子安田 仲宏古川 章
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1996 年 14 巻 1 号 p. 97-101

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抄録

気功の熟練者による遠当てと呼ばれる現象が暗示によるものであるかないかを確認するために、感覚伝達を遮断したビルの2階と5階の2部屋に気功師とその弟子を配置し、遠当てを行ってもらい気功師側の作用時刻と弟子側の反応時刻を記録した。1秒以下の時間差で時刻が一致する場合が16試行中に6回あった。このようなことが偶然に起こる確率は0.0058であり、十分に有意な一致を示していると言え、未知の伝達機能の存在が示唆される。

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© 1996 国際生命情報科学会
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