国際生命情報科学会誌
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第12回生命情報科学シンポジウム
遠隔送気時における免疫動態
樋口 雄三河野 貴美子小谷 泰則林 義貢樋口 博信佐藤 眞志百瀬 真一郎
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2001 年 19 巻 2 号 p. 313-320

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抄録
気功法の異なるレベルの高い気功師3名により遠隔送気を行い、約2〜4km離れたそれぞれ2名づつの受信者における静脈血中のナチュラルキラー(NK)細胞活性、インターロイキン-2(IL-2)、CD4/CD8などの変動を測定した。遠隔送気40分後においてNK細胞活性は対照群に比し有意に増加した。IL-2は遠隔送気直後で増加傾向を示した。CD4/CD8は遠隔送気40分後において減少した。これらのことから遠隔送気時においても対面時と類似した変化が認められ、遠隔送気により受信者の免疫能が向上していることが示唆された。
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© 2001 国際生命情報科学会
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