国際生命情報科学会誌
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第12回生命情報科学シンポジウム
対人遠隔作用実験における受信者左手労宮部位の皮膚表面温度の変化
陳 偉中小久保 秀之古角 智子張 トウ原口 鈴恵河野 貴美子山本 幹男
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2001 年 19 巻 2 号 p. 473-479

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抄録
相手の攻撃気配を前感知する武道を40年間ペアで練習してきた2人が遠隔作用実験を行った。実験では、2人を離れた別室に隔離したため、通常の対人情報伝達ルート(視覚、聴覚など)を遮断された。実験中は、無作為・二重盲検条件で1試行80秒間内に1回、送信者が受信者に「攻撃の気」を発する。生理データの1つとして、受信者左手労宮部位の皮膚表面温度をサーミスターで測定した。分析として、送信時刻前後の時間帯の温度変化平均値の差を検定した。その結果、送信時刻の1秒前において、前後2秒間の温度変化平均値の差は統計的に1%以下と有意になった。
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© 2001 国際生命情報科学会
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