国際生命情報科学会誌
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報告
移動する放射性物質 : 阿武隈川水系における放射能汚染調査
(報告,第33回生命情報科学シンポジウム)
桂川 秀嗣
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2012 年 30 巻 1 号 p. 125-

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抄録

昨年3月11日の福島第一原子力発電所の事故によって山や森に降り積もった放射性物質は、どこへ移動するのだろうか。私たちは川の源流から、川の流域に沿って、土や川の水に含まれる放射性セシウムを調べることでその行く先を追跡している。 放射性セシウムが雨や雪解け水で森から川へ流れ出るとすれば、それらは私たちの気づかない場所に溜まり、新たなホットスポットを作り出すかもしれない。さらに、除染の水が川を汚染することも心配される。何をきっかけにどのくらいの量の放射性セシウムが川に流れ、それはどこへ行くのか、われわれは 阿武隈川とその支流の流域で放射能汚染調査を行っている。

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© 2012 国際生命情報科学会
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