国際生命情報科学会誌
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理事長講演
世界一の「潜在能力科学研究所」創立を目指して 国際生命情報科学会 (ISLIS ) の23年半の歩み
山本 幹男
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2019 年 37 巻 1 号 p. 41-

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抄録

国際生命情報科学会(ISLIS) は、その兄弟組織でこの分野の幾多の研究成果を挙げてきた国際総合研究機構(IRI)と共に、2019年春には大きな一歩を踏み出す。(仮称) IRI -「潜在能力科学研究所」を創立し、この分野の世界一の研究所に育てる計画なので、構想、研究者や多方面の人材の推薦等で皆様のご協力を得たい。ISLISの設立趣意は、物質中心の科学技術から、こころや精神を含んだ21世紀の科学技術へのパラダイム・シフト(枠組革新)を通じ、真理の追究と共に、人間の「潜在能力」の開花により、健康、福祉、教育と社会および個人の幸福や心の豊かさを大きく増進させ、自然と調和した平和な世界創りに寄与する事である。ISLISは1995年の創立来23年半、現在の科学知識の延長で説明が出来そうも無い不思議なこころや精神を含んだスピリチュアル・ヒーリング、気功、潜在能力、超心理現象などの存在の科学的実証とその原理の解明を追求して来た。この間に生命情報科学シンポジウムを、海外での開始や11回の合宿形式を含め47回主催し、英文と和訳付の国際学会誌Journal of International Society of Life Information Science (J.Intl.Soc.Life Info.Sci. or Journal of ISLIS )を年2号定期発行し、総計6,000頁以上の学術論文と発表を掲載し続けてきた。また単行本「潜在能力の科学」も出版した。この間に、不思議現象の存在の科学的実証には多くの成果を挙げた。しかし、その原理の解明は世界的にもほとんど進んでいない。本学会は現在、世界の11カ所に情報センターを、15カ国以上に約190人の会員を、擁している。今回の第47回生命情報科学シンポジウムは、「未知なる科学への挑戦」を主テーマとして掲げ、2019年3月9・10日(土・日)に東邦大学医学部にて主催する。次回第48回は2019年8月23-26日(金-月)に初めて東北、野口英世の古里の近くの福島県耶麻郡猪苗代町の猪苗代観光ホテルにて主テーマ「全人的医療・科学の再考と新たな視点」で合宿形式にて主催し、演題募集中である。また「統合医療分科会」(代替医療を含む)も発足した。これらの場でも、上記「潜在能力科学研究所」創りも皆で大いに議論してもらいたい。

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