国際生命情報科学会誌
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解説
Dr. Dariusz Dobrzyński 氏の特別講演について 〜ゲルマニウムが生体に与える影響を健康科学的観点から考察する〜
杉森 賢司
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キーワード: ゲルマニウム, 健康科学
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2019 年 37 巻 1 号 p. 58-

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抄録

ゲルマニウム(Ge)の生体に対する重要性はまだ良く知られていない。一方,有機ゲルマニウムはガン,免疫性疾患,関節炎,老人性骨粗鬆症のような疾患の予防および治療に使用できる可能性を含んでいる。しかし,無機ゲルマニウムの長期間の摂取は器官の機能不全および死亡を含む深刻な副作用をもたらす事も知られている。つまり,ゲルマニウムの作用機序や安全で有効な用量についてのより詳細な研究が求められている。

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