国際生命情報科学会誌
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研究発表
訪問看護始業前に受けるハンドアロマセラピーマッサージ(アロマM)のリラクゼーション効果および心身に与える影響の調査
廣川 暁子 いとう たけひこ中 ルミ
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2020 年 38 巻 1 号 p. 58-

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抄録
人間には自然治癒力が備わっており、それを有効に発揮させるのが看護の役割の一つである。自然治癒力を発揮させるとされるリラクゼーション技法であるハンドアロママッサージ(以下アロマM)によるリラクゼーション効果および心身に与える影響を調査するため、訪問看護始業前の訪問看護師同士でマッサージを行い、バイタルサインの変化と心理的リラクゼーション尺度ERSの変化を測定した。 結果1:アロマMにより脈拍と呼吸数が優位に減少しリラクゼーション反応が認められた。 結果2:ERSにおいてポジティブな変化が認められた。 結果3:ERS下位尺度(静穏感、解放感、爽快感、有能感)において有意差が認められた(p<0.05)。
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