抄録
85歳の時4cm大左肺癌2期の診断受けた症例が高齢のため三大療法をせずの治療の希望で来院。星状神経節ブロック(SGB)による視床下部の血流改善に加えて、食事療法としては糖質制限食に加えて各自の体質に合わせた、漢方薬、低分子化フコイダン(LMF)を中心とした統合医療を提案して治療を開始した。ケトン体、内臓脂肪、セロトニン、アディポネクチンデータ、腫瘍マーカーの変化を調査した。今回特に、3回のPET検査の画像変化と、2019年から低下しだしたCEAのデータ変化の経過報告、臨床改善の報告について若干の考察を加えて行う。