映像情報メディア学会誌
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招待論文 ハイビジョン・次世代テレビ技術賞
8KスーパーハイビジョンHEVC/H.265エンコーダ装置の開発
境田 慎一, 杉藤 泰子, 千田 和博, 市ヶ谷 敦郎, 井口 和久, 鹿喰 善明, 井對 貴之, 宮澤 一之, 坂手 寛治, 越地 正行, 本山 信明, 関口 俊一
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2015 年 69 巻 1 号 p. J23-J29

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抄録
8Kスーパーハイビジョン(SHV)信号を符号化処理可能なHEVC/H.265エンコーダを世界で初めて開発した.SHVの試験放送は2016年に開始が予定されており,映像信号の圧縮符号化には最新の規格であるHEVC/H.265符号化方式が用いられる予定である.HEVC/H.265方式は,超高精細映像であるSHVにも用いることができる上,従来のAVC/H.264の約2倍の性能を有する.反面,符号化処理量が非常に増大している.開発した装置では,映像信号をリアルタイムに圧縮符号化するために,SHV画面を17分割して各々を1枚の基板で処理する並列化を導入した.これらの基板間のデータ共有により,画面分割による画質低下を防いでいる.また,SHV映像で有効な符号化アルゴリズムのみを実装することで処理量をAVC/H.264の2倍程度に軽量化した.開発した装置を用いた主観評価実験を実施し,放送で想定される映像ビットレートでの符号化画質が良好であることを確認した.
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© 2015 一般社団法人 映像情報メディア学会
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