映像情報メディア学会技術報告
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超高速可飽和吸収体型光ゲートを用いた光処理技術とその光識別、光時分割分離回路への適用
平野 章津田 裕之高橋 亮萩本 和男
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p. 23-28

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抄録
大容量光伝送システム実現における重要な技術課題として、時分割多重伝送方式の伝送速度の向上がある。超高速の光伝送実験では数々の光処理型回路が採用されている。そのような超高速光処理回路を実現する一つのキーデバイスである、半導体超格子を用いた可飽和吸収体型光ゲートの適用可能性を検討した。光ゲートの高性能化(低スイッチングエネルギ化、高消光比化、低損失化、高繰り返し速度化)のための設計指針を示し、実際の素子についてこれらパラメータの評価を行った結果を記述する。本光ゲートを光識別回路、光時分割分離回路へ適用し、実際の動作特性の評価結果を紹介する。
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© 1997 一般社団法人 映像情報メディア学会
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