映像情報メディア学会技術報告
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3次元建築CADにおける手描きスケッチを用いたインタフェースの検討
岸川 晋久竹村 治雄岩佐 英彦横矢 直和
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p. 15-22

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抄録
建築設計の分野において設計工程の初期段階におけるデザイン推敲の手段として, コンピュータによる設計支援(CAD)システムへの期待が高まつてきている.ところが既存のCADシステムの多くはデザイン決定後の図面の清書やデータ化等が主な用途のため, 建築家自身が自ら操作してデザインの検討を行なうことが困難になっている.本研究では, 3次元CADシステムの操作インタフェースに建築家が描くスケッチを利用することで簡便で直観的な操作インタフェースを実現し, 建築家自身がデザイン案を検討するために利用可能なCADシステムを提案する.本報告では, システムの核となる手描きスケッチを利用したインタフェースを複数実装し, 被験者実験によってそれらの比較検討を行なった結果を報告する。
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© 1997 一般社団法人 映像情報メディア学会
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