映像情報メディア学会技術報告
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音方向と漢字長に着目したテキスト読みあげ方法の提案
海老名 毅猪木 誠二三宅 輝久高橋 寛子
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p. 15-21

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抄録
従来視覚障害者が音声合成ソフトで文章を読む場合, 読みあげ時間が長く, また読みあげ位置を確認するのが大変であった.本稿では, 1次元音場と読み飛ばしを用いた音声インターフェースの改善を提案する.方法としては, 音源に1次元の方向性を持たせて読みあげ位置を表現し, また漢字/カタカナ文字列の長さによる読み飛ばしを行う.予備的な評価実験を試みた結果, 必要のない個所を読み飛ばすことで読みあげ時間を半分程度に短縮でき, また1次元音場を使って読みあげ位置を把握できることがわかった.
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© 1998 一般社団法人 映像情報メディア学会
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