映像情報メディア学会技術報告
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画像の輪郭再現歪みに起因する高度感性情報 : "奥行き感"の劣化 : Fujix Pictrography 3000による蛍光体構造の違いによる奥行き感の評価シミュレーション
猪野 高雄白井 英樹小林 幸夫宮原 誠
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p. 75-80

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抄録
我々の研究の目的は、高度な芸術的印象の再現に関係の深い物理要因・特性を明らかにすることである。従来の特性よりはるかに厳しい(1)R, G, B間のcross modulation, (2)階調性(γ), (3)step responseが要求されることが明らかになってきた。この3番目の再現に重要な要因は輪郭の再現性であり、原因の一つにディスプレイの蛍光体の構造が大きく関わっている。本研究では、ディスプレイの他の諸特性の影響を排除した評価をするために、アパチャーグリル型とシャドウマスク(dot trio)型の蛍光体構造をシミュレーションしてプリンタに出力し、評価実験を行なった。評価実験の結果、アパチャーグリル型では奥行き感が劣化することがわかった。特に奥行き感情報を多く含む風景画でそれが大きく認められた。
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© 1998 一般社団法人 映像情報メディア学会
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