抄録
簡易な成膜技術である湿式成膜法を用いて作製したMnとCrを共添加したGa_2O_3蛍光体をBaTiO_3セラミック絶縁形薄膜EL素子の発光層材料へ採用し、EL特性に対する共添加効果について検討した。Mn添加量を0.3at.%一定とし、Cr添加量を0から20at.%の範囲で変化させたGa_2O_3蛍光体薄膜EL素子において、いずれのCr添加量においても1kHz正弦波交流電圧駆動で100[cd/m^2]以上の高輝度発光を実現できた。発光色はCr添加量に依存し、Cr添加量の増加に伴い、発光色が緑から赤へと変化し、多色発光を実現できた。また、発光色は、素子を駆動する印加電圧にも依存し、印加電圧の増加に伴い発光色は緑から赤へと変化した。