抄録
近年、WWWを含むインターネットは爆発的に増大し、その情報は広く分散して存在している。現状のWWW上の情報探索システムでは、画像を含むマルチメディア情報を扱うことが困難であった。本稿はネットワーク上におけるマルチメディア情報のための新しい情報探索システムの検討を行ない試作結果について述べている。画像情報探索では、データベース上のあらゆる情報の特徴量を収集するため、ネットワーク上に流れる情報量が大きくなる。そこで、特徴量の抽出をネットワーク上で分散して行ない画像情報自体の転送距離を減らすと共に、抽出位置の効率的な分担を行なうことによりネットワークと計算機の処理の負荷を軽減した。この検討を元にネットワーク分散型の特徴量収集機構の試作を行なった。