映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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セッションID: ROFT2000-43
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誘電体・磁性体複合体を用いたGHz帯での電波吸収体(I)
齋藤 暢坂本 次男新居 裕丈千野 勝山本 孝小林 正樹
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抄録
誘電体(Ti)・磁性体(Fe)複合体材料(ミクロコンポジット)による単層型電波吸収体により、Fe/Tiの混合比の変化によって、最大反射減衰量を-40dB以下に維持したまま、整合周波数を7.7GHzから9.4GHzまで任意に設定可能であることを示した。又、-20dBの帯域幅では、7.3GHzから10.2GHzまでの周波数帯域を同一材料で実現できることを示した。更に、反射減衰量の理論計算により、複素誘電率ε*、複素透磁率μ*と反対減衰量、及び整合周波数の関係を明らかにした。
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© 2000 一般社団法人 映像情報メディア学会
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