抄録
カラーCRTに発生するラスタモアレ低減のために、電子ビームプロファイルの検討を行った。プロファイルの周波数解析から、モード(1, 1)と(2, 2)が混在するモアレパターンでは、モアレコントラストはプロファイルの周波数成分2/S(Sは走査線間隔)のスペクトル強度に比例することが分かった。A-EA-MDF電子銃のC-G1電極間距離と周波数成分2/Sのスペクトル強度の関係を調べたところ、電極間距難が大きいほどスペクトル強度は小さくなった。C-G1電極間距離が90μmのとき、解像度が劣化することなく、かつモアレが低減されることが分かった。