映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
セッションID: IPU2001-35/IDY2001-9
会議情報
仮想画素法を用いたPDPの解像度倍増手法と画素配列の検討
山田 真規子澤 一樹志賀 智一御子柴 茂生大江 崇之戸田 幸作上田 寿男苅谷 教治
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

PDPで用いられるフィールド内パルス数変調方式では、目が動画を追従する際に各画素の発光が網膜上に分散して視認される。仮想画素法はこの現象を利用し、動画像に対し網膜上の任意の位置に任意の幅の仮想画素を作成する方式で、パネル構造を変えることなく仮想的に画素数を増やして解像度を向上することができる。本論文ではその原理を述べ、例として解像度を2倍にする方法を示した。また、ストライプ配列とデルタ配列の画素配列に対して、解像度を2倍にした際の仮想画素幅や表示可能な階調数を比較検討した。

著者関連情報
© 2001 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top