映像情報メディア学会技術報告
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セッションID: IDY2001-106
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位相差板補償・単偏光板式反射型DTN-LCDの高性能化
福田 一郎井添 崇越田 吉範
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抄録
本報告ではTNモードを用いた、アクティブマトリクス方式の反射型LCDの更なる低消費電力化を目指し、最近筆者らが提案しているNWモードの位相差板補償・単偏光板式反射型DTN-LCD、FDTN-LCDの表示特性と駆動電圧の関係をシミュレーションで調べた。その結果、上記の表示方式では、駆動電圧を2.0Vまで低下させても単偏光板式の極限に近い表示性能の無彩色表示が得られること、したがって、高画質を維持しつつ消費電力を現状のオン電圧5VのTFT駆動の1/6〜1/7に減少できることがわかった。
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© 2001 一般社団法人 映像情報メディア学会
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