映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
セッションID: BF02002-18/ROFT2002-
会議情報
高速MPEG-2 TS 信号の複数搬送波伝送におけるチャネル間伝達時間差の吸収法(学生若手発表および一般)
大須賀 英己中村 直義野田 勉小山田 公之伊東 晋
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
120 Mbps の高速MPEG-2 TS 信号を分割して複数の搬送波で伝送し, 伝送経路間に270 km の差がある場合にも受信側でMPEG-2 TS を同期合成し, 復元できる方式を開発した. 受信信号間の到達時間差を吸収するための同期合成の方法についての検討結果を述べる. さらに, ケーブルテレビの複数TS伝送方式の多重フレームヘッダを同期の基準として用いる場合について, 装置を試作し実験により性能を評価した. 実験の結果, 設計値の範囲ではチャネル間の到達時間差を変化させても, 受信信号を同期合成できることを確認した.
著者関連情報
© 2002 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top