映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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ISSN-L : 1342-6893
セッションID: HI2009-109
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視覚情報を利用した味覚ディスプレイに関する基礎的検討(人工現実感、及び一般)
鳴海 拓志二俣 智栄西村 邦裕谷川 智洋廣瀬 通孝
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抄録

視覚や聴覚に対する情報提示が物理信号によって実現可能であるのに対し,味覚は化学的な信号から構成されている.そのため,これまで味覚情報を提示するディスプレイに関してはあまり研究がなされてこなかった.本研究では味覚ディスプレイの実現を目指し,視覚情報が味覚へ及ぼす影響を利用した味の提示手法を提案する.本稿では,そのような味提示手法実現のための基礎的検討としておこなった,飲料の色が味の認識に与える影響を評価する実験について報告する.

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© 2009 一般社団法人 映像情報メディア学会
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