映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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セッションID: HI2009-96
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水滴を利用した空間充填型ディスプレイの明るさ向上に関する研究(人工現実感、及び一般)
永徳 真一郎西村 邦裕谷川 智洋廣瀬 通孝
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抄録

空間内に粒子を配置し粒子の位置や発光パターンを制御することで,視覚的な表現に加えその映像を構成する物質に触れて楽しむことが可能な映像として,筆者らは『空間充填型ディスプレイ』を提案している.加えて,実装の1つとして水滴を粒子として用い,水滴群を落下させその真下から水滴群の落下位置に応じた映像をプロジェクタで投影する手法を提案しているが,表示映像の明るさに問題があった.本報告では落下する水滴群に対し複数台のプロジェクタで落下方向に対して斜め方向から映像を投影し,ディスプレイをプロジェクタの投影方向から見る方式を提案する.

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© 2009 一般社団法人 映像情報メディア学会
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