映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
セッションID: 3DIT2009-47/IDY2009-
会議情報
両眼視と単眼視での網膜走査型ディスプレイ観察時の視覚疲労・作業パフォーマンス(立体映像技術一般)
氏家 弘裕渡辺 光由山田 祥治坂上 修
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
網膜走査型ディスプレイ(RID)は,レーザ光を網膜上でラスタ走査して画像を形成するディスプレイであり,レーザ波面の曲率変化によって焦点調節情報の変化を与えることができる.本研究では,RIDを透過型ディスプレイとして,これに提示される映像を両眼視または単眼視することによる視覚疲労や作業パフォーマンスへの影響を検討した.その結果,単眼視では両眼視に比べて,作業パフォーマンスが低下する傾向にあること,視覚疲労の主観評価のスコアが上昇する傾向にあること,ただし,調節応答への明確な影響は無いことが示された.
著者関連情報
© 2009 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top