映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
セッションID: BCT2009-138
会議情報
BSC法を用いた多視点画像からの3次元モデル構築とその評価に関する一検討(画像符号化,通信・ストリーム技術、一般)
住吉 信一坂本 雄児
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
近年の画像処理技術の向上により,多数の視点の画像から3次元モデルを構築する手法が注目されている.従来の3次元モデル構築法は,鋭く尖った部位を含む凹凸形状に対応できない問題がある.本稿では,凹凸形状を含む物体の多視点画像からの3次元モデル構築法の提案と,その3次元モデル評価法についての一検討を行う.提案手法では,Block Space Carving法を用いて,真の物体表面が存在すると考えられる領域を求め,この領域内で変形処理を施す.変形処理の際,真の物体表面に近いと推定される基準物体表面を求め,これを中心にモデルの変形を行う.この処理により,従来手法よりも精度の良い3次元モデル形状復元を行う.変形処理後,撮影データを入手したカメラ位置で2次元画像を合成し,3次元モデルの精度推定を行う.このモデル変形・精度推定を反復して行うことにより,凹凸形状を考慮した3次元モデルを復元する.また,本稿の最後では,シミュレーション実験と実写画像を用いた実験を行う.シミュレーション実験では,検討した評価法を用いて,多視点画像から構築したボクセルデータと,CGモデルから作成した被写体のボクセルデータの一致度を測る.実写を用いた実験では,PSNRを用いて構築したモデルの評価を行う.これらの結果から提案手法の有効性を確認する.
著者関連情報
© 2009 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top